【2020年4月7日(火)】


本号のスパイダーマンコンテンツは、ピーター・パーカーがエンパイアステート大学の学生の時に出会い付き合い始めたデブラ・ホイットマン。
Amazing Spider-Man #196(1979年9月号)

Cover Artist : Keith Pollard
Penciller : Al Milgrom
◆デブラ・ホイットマン初登場

ピーター・パーカーはメイ伯母さんが亡くなった為(実はミステリオがメイ伯母さんの死を偽装)、在学中のエンパイアステート大学のスローン博士の秘書デブラ・ホイットマンにしばらく授業に出席できない旨を伝えた。
デブラ・ホイットマン登場シーンはこの僅か2コマのみでカメオ的な出演だった。
Peter Parker, The Spectacular Spiser-Man #74(1983年1月号)

Cover Artist : Bob Hall
Penciller : Bob Hall

デブラとピーターは互いに馬が合いデートを重ねたが、ピーターが頻繫にデートの最中にいなくなったり、下手な言い訳をして講義をさぼったりした為、デブラはピーターに嫌疑を抱き精神状態が不安定になった。
正気を失ったデブラは、ピーターがスパイダーマンであるという幻覚を見るようになり、やむなく精神科医ベイリー・ククリン博士に相談した。

ククリン博士はピーターに会い、デブラの前にスパイダーマンのコスチュームを着て現れてほしいと依頼する。
博士はデブラに心理的ショックを与え、精神状態を幻覚から現実に引き戻そうとしたのだった。

ピーターは博士の発案を一度は拒絶したが、デブラは結婚生活が夫の暴力等で深く傷つき感情が壊れやすくなった事実を知るとスパイダーマンとなりデブラのアパートに行き、

デブラにマスクを外させ、自分はスパイダーマンであると告白した。

ところがピーターがとったこの行動はピーターがスパイダーマンだと確信するどころか逆効果をもたらした。
デブラは笑い出し、ピーターがスパイダーマンであるはずはないと現実を取り戻した。
覚悟を決め真実を打ち明けたピーターであったが、まんまとククリン博士の計画は成功したのだった。
Friendly Neighborhood Spider-Man #14(2007年1月号)

Cover Artist : Scot Eaton
Penciller : Scot Eaton

デブラはピーターが正体を明かしたシビル・ウォー時に『Two-Face; How Peter Parker Ruined My Life』というタイトルの告発本を出版したりもした。
Official Handbook Of The Marvel Universe Spider-Man #1(2007年)

Cover Artist : Aaron Lopresti

このオフィシャルブックでは1頁を使いデブラのプロフィールが紹介されている。
【CONTENTS】
●アベンジャーズ
②TH-06 ソー 最強のチームの数々!
②QK-01 デイジー・ジョンソン クェイク
⑤IA-03 アイアンマン 兵器庫2
●X-メン
②XB-01 超人的な幼児たち X-ベイビーズ
②AR-01 ヒサコ・イチキ アーマー
③NA-01 悪意に満ちた支配者 ナスティア
●ファンタスティック・フォー
③NS-01 アガサ・ハークネスの息子 ニコラス・スクラッチ
●スパイダーマン
②DW-01 デブラ・ホイットマン
③PH-01 フィル・ユーリック グリーン・ゴブリン
③SO-02 スコーピオン 最強のひと刺しの歴史!
●マーベルナイツ
②WO-01 ストレンジの召使い ウォン
●コズミック
①RI-01 エイリアンファイル:ライゲリアンズ
●リアルマーベル
①MT-01 マーベルの年表:1939~46年
④CW-02 「Old Man Logan」