マーベル・ファクト・ファイル83号~85号

●週刊マーベル・ファクト・ファイル 第85号
【2020年2月18日(火)】
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今週号のスパイダーマンコンテンツは、ホライゾン・ラボで行われたピーター・パーカー主催の科学公開実験参加時に不慮の事故で超運動状態であるエネルギー「パーカー粒子」を浴びたアンドリュー・マグワイヤ。
彼は驚くべきパワーを身につけ、やがてスーパーヒーローとなりホライゾン・ラボに雇われアルファと名乗る。


アルファ(アンドリュー・マグワイヤ)登場のエピソードは、
Amazing Spider-Man #692(2012年10月号)
Amazing Spider-Man #693(2012年11月号)
Amazing Spider-Man #694(2012年11月号)
に掲載されている。
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Cover Artist : Humberto Ramos
Penciller : Humberto Ramos


アンドリュー・マグワイヤの初登場シーンは、ピーター・パーカーが登場した『Amazing Fantasy #15』(1962年8月号)をオマージュしている。
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『Marvel Masterworks The Amazing Spider-Man 1』(2011年発行)付録掲載の原画より


Amazing Spider-Man #692(2012年10月号)
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ピーター・パーカーに敵対心を抱くティベリウス・ストーンは実験最中、安全装置を解除した。
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その結果、過負荷になったエネルギーは制御不能となり、あたり一面に散乱した。
ピーター・パーカーはほぼ全員をこのエネルギーから非難させた。
だがアンドリューはクリッシー・チェンを守るため唯一人このエネルギーを受けてしまった。
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アンドリューは驚異的な力を身につけ、ホライゾン・ラボは彼にコードネーム “アルファ” を与え自社のスーパーヒーローとして契約した。
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アルファはファンタスティック・フォーとスパイダーマンがモールマンが差し向けた怪獣相手に苦戦しているとき、一撃で怪獣を倒し、自分のパワーをアピールした。
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Amazing Spider-Man #693(2012年11月号)
アルファの底知れぬパワーに興味を示したジャッカルはアルファを誘拐し、彼のクローンを造ったがクローンには超能力はコピーされなかった。
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アルファは何のためらいもなく自分のクローンを容赦なく破壊した。
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そんな彼の残虐性を目の当たりにしたピーター・パーカー(スパイダーマン)は衝撃を受け、このままではいけないと悟った。
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Amazing Spider-Man #694(2012年11月号)
そして、宇宙からやってきた脅威、ターミナス率いる軍団にアベンジャーズが悪戦苦闘している時、アルファは周りに何の配慮もなく唯やみくもに相手を倒してしまった。
そのため、彼は何の関わりのない人を巻き込んでしまう。
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さらにアルファのパワーが増大し、スパイダーマンは彼が人類に脅威を与える存在になることを危惧し、彼のパワーのほとんど全てを取り去った。
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ドクター・オクトパスがスパイダーマンになった頃、アルファの単独誌が刊行された。
画像左上より、
Alpha Big Time #0.1(ASM#692のリプリント)
Alpha Big Time #1(2013年4月号)
Alpha Big Time #2(2013年5月号)
Alpha Big Time #3(2013年6月号)
Alpha Big Time #4(2013年7月号)
Alpha Big Time #5(2013年8月号)
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ドック・オクはアルファのフルパワーの10%を復活させた・・・。

このミニシリーズの詳細はいずれ紹介できればと思います。

話はそれますが自分が最も気になったのはアルファの本名、
アンドリュー・マグワイヤ
のネーミングの由来です。
ダン・スロットの遊び心からだったのでしょうか・・・



【CONTENTS】
●アベンジャーズ
②MI-01 クレイグ・ホリス ミスター・イモータル
③KI-01 マイケル・ヴァン・パトリック KIA
●X-メン
②PI-01 ミーガン・グウィン ピクシー
③OG-01 執念深い幽霊 オグン
●ファンタスティック・フォー
①FR-18 ファンタスティック・フォー 4人ではいられない/
       ファンタスティック・フォー フォー・フロム・ファンタスティック
③GI-01 ギデオンと呼ばれた男
⑤AG-01 アンチ・ギャラクタス・スーツ  
●スパイダーマン
①SM-24 スパイダーマン 最高のコンビ
②AP-01 アンドリュー・マグワイヤ アルファ
③DE-01 地獄の悪魔 デモゴブリン
●マーベルナイツ
②VI-01 神秘の3人組 ヴィシャンティ
③XA-01 ドラキュラの息子にして後継者 ザルス
●コズミック
④CU-01 ユニバーサル・チャーチ・オブ・トゥルース
●リアルマーベル
④GU-01 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー









●週刊マーベル・ファクト・ファイル 第84号
【2020年2月11日(火)】
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今週号のスパイダーマンコンテンツは、スーペリア・スパイダーマン時に新たに編成された、ブーメラン、オーバードライブ、ビートル(トゥームストーンの娘)、スピードデーモン、ショッカーによる “シニスター・シックス” 。
解説にはリビング・ブレインの名もあるがこのシリーズには未登場。


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タイトルにはスパイダーマンが付いているがスパイダーマンはほぼ登場しない。ヴィラン(それも、かなりおまぬけ)が主人公の一風変わったストーリー(ほぼコメディ?)。
このミニシリーズは1号(2013年9月号)~17号(2015年1月号)まで連載された。


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3号(2013年11月号)に登場した頭だけになったシルバーメインが少年と犬と共に海に沈む夕陽を見ているシーンがかなりシュールで個人的にかなりツボでした。


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スーペリア・フォーズ・オブ・スパイダーマンは小学館集英社プロダクションから邦訳本がでています。



【CONTENTS】
●アベンジャーズ
②DU-01 ハウリング・コマンドー ダム・ダム・デュガン
③SG-01 暴力的な正義 スカージ・オブ・アンダーワールド
③AC-01 バーソロミュー・ギャロウズ アメリコップ
●X-メン
②NO-01 ジャン・ポール・ボービエ ノーススター
③LI-01 アーメット・アブドル リビング・モノリス
●ファンタスティック・フォー
①FR-17 ファンタスティック・フォー 普通の人々/
       ファンタスティック・フォー フィアサム・フォー
③TL-01 ブラックサン、エヌスマン、ミステリウム トーマス・ライトナー   
●スパイダーマン
①SM-23 スパイダーマン 危険な同盟
③SU-01 スパイダーマンのスーペリアな敵たち
●マーベルナイツ
④FT-01 キングピン フィスク・タワー
●コズミック
②AB-01 SWORD長官 アビゲイル・ブランド
②CX-01 チャンピオンズ・オブ・ザンダー
④PE-01 SWORD ピーク
●リアルマーベル
④CS-07 解雇手当








●週刊マーベル・ファクト・ファイル 第83号
【2020年2月4日(火)】
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今週号のスパイダーマンコンテンツは、イラク戦争で両足を失ったフラッシュ・トンプソンだが、その際の功績が政府に認められ「プロジェクト・リバース2.0」の被験者に抜擢され完璧な戦闘兵器となったエージェント・ヴェノム。




フラッシュがイラク戦争で従軍した際に両足を切断することとなった経緯は、
Amazing Spider-Man #574(2008年12月号)
に収録されている。
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Cover Artist : Barry Kitson
Penciller : Barry Kitson


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戦場に赴いたフラッシュの頭の中にはどんな時にも常に憧れ崇拝しているスパイダーマンがいた。
そんな彼だから、戦友のサントスが地雷を踏んだ時、咄嗟に自らの命を省みず彼を救ったのも当然である。


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さらにフラッシュは両足を負傷したにも拘わらず、サントスをMEDVAC(患者を治療・搬送するヘリコプター)まで運んだ。


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その結果彼は両足を失うことになった。
(フラッシュは将軍に当時の様子を含め、生い立ち等包み隠さず語った)



エージェント・ヴェノムが誕生したのは、
Amazing Spider-Man #654(2011年4月号)
(巻末に付録的に掲載されている。ちなみに本ストーリーではジェイムソンの妻・マーラがスパイダー・スレイヤーとの戦いに巻き込まれ死亡している。)
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Cover Artist : Stefano Caselli and Edgar Delgado
Penciller : Paulo Siqueira



プロジェクト・リバース2.0
軍はマック・ガーガン(スコーピオン・3代目ヴェノム)から切り離したシンビオートを保管していた。
フラッシュはこのシンビオートと共生体となり政府公認の正義のヴェノム、エージェント・ヴェノムとなり軍の極秘任務を請け負うこととなった。
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ただしシンビオートがフラッシュに永久的に結合するのを恐れ、シンビオート・スーツを着用できるのは一度に48時間までと定めた。
更にシンビオートが主導権を持った場合には、仕込まれた「キル・スイッチ」が作動されフラッシュは命を落とすことになる。


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ヴェノムのシンビオートの力によって、失った両足が補われており、再び歩行が可能になった。


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エージェント・ヴェノムはスパイダーマンと同等またはそれ以上の能力を全て有する。
超人的なパワーを手に入れたフラッシュは思わず「僕はスパイダーマンだ!」と叫んだが、「いや違う。君はヴェノムだ」と一蹴された。



Venom
政府のエージェントとなり、新しいヒーロー「エージェント・ヴェノム」として活躍。
代々のヴェノムとは異なり銃器を使いこなす。
Venom #1(2011年5月号)〜#42(2013年12月号)(含む#27.1)
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Space Knight
その後、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーを経て宇宙の平和を守るスペース・ナイトとなる。
Venom Space Knight #1(2016年1月号)〜#13(2016年12月号)
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【CONTENTS】
●アベンジャーズ
②AA-01 ジュリア・カーペンター アラクネ
③SN-01 シンシア・シュミット シン
⑤DR-01 ドレッドノート
●X-メン
②LE-01 デビッド・ハラー リージョン
②WV-22 ウルヴァリンとジーン・グレイ
●ファンタスティック・フォー
①FR-16 ファンタスティック・フォー ファンタスティック・ゾンビーズ/ ファンタスティック・フォー 増える家族
②IO-01 外交使節 オール・ニュー・インヒューマンズ 
③TE-01 世界の破壊者 ターミナス     
●スパイダーマン
①SM-22 ピーター・パーカー 素晴らしい教育者
②FT-03 フラッシュ・トンプソン エージェント・ヴェノム
●マーベルナイツ
①SH-01 都市の魂をめぐる戦い シャドウランド
②BL-04 ブレイド ヴァンパイアハンターズ
●コズミック
②NV-02 リオチャード・ライダー ノヴァ・フォース
●リアルマーベル
④CX-06 ジム・リーのドリームチーム X-MEN #1