しかも死ぬ前にドクター・オクトパスに自分の記憶を移植されて・・・

・・・そして早くも来年1月からはピーターの記憶が宿ったこのオクトパスが〝スパイダーマン〟になる(!)新シリーズ『スペリアー・スパイダーマン』」がスタートします。
半世紀も連載が続いたこのアメイジング・シリーズはこれまで実に様々なエピソードが繰り広げられましたが、今回のこの展開は特に衝撃的なものになりました。
賛否はあると思いますがスペリアーの展開を見守っていきたいと思います。
まあいずれアメイジングが復活するんでしょうが(笑)
ところでこの最終号のカバーは過去に描かれた様々なスパイダーマンやベノム等で構成されています。赤い部分はスパイダーマンが用いられていますが一匹だけカーネイジが紛れ込んでいました。是非探してみてください

<アメイジング・スパイダーマン最終カット>
■補記1■
Variant cover & 2nd Print
最終号には様々なバリアントがあります。そしてレギュラーは完売の為に再販されました。 ①AMAZING SPIDER-MAN #700 Ramos Wraparound Variant
②AMAZING SPIDER-MAN #700 Marcos Martin Variant
③AMAZING SPIDER-MAN #700 50th Anniversary Variant
④AMAZING SPIDER-MAN #700 "Joe Rubinstein 50th Anniversary Variant
⑤AMAZING SPIDER-MAN #700 1:100 Joe Quesada Color Variant
⑥AMAZING SPIDER-MAN #700 1:150 Joe Quesada Sketch Variant
⑦AMAZING SPIDER-MAN #700 1:200 Steve Ditko Variant
⑧AMAZING SPIDER-MAN #700 Olivier Coipel Variant
⑨AMAZING SPIDER-MAN #700 The Midtown Comics J. Scott Campbell Variant
⑩AMAZING SPIDER-MAN #700 2nd Printing
■補記2■
今回ピーターの身体を乗っ取ったのはドクター・オクトパスが開発したオクトボットという小型ロボットです。これは699号で明らかになっています。そしてこれはホブゴブリンとの戦闘中に仕込まれました(697号誌上)。スパイダーマンは戦いの最中であり、このロボットが近づいてもスパイダーセンスが働かなかったのではと推測されます。
改めて697号を見返してみると、スパイダーマンにこっそりと忍び寄るオクトボットが確かに描かれていました。
■補記3■
Avenging Spider-Man #15.1(アベンジング・スパイダーマン15ポイント1号)このアベンジング15.1号はアメイジング700号からスペリアー1号に向けて物語が続くにあたり、丁度橋渡し的な役目を果たしている貴重な号です。
物語はドック・オクがピーターを殺害してから新スパイダーマン誕生までの5日間をドック・オクの語りで全編繰り広げられています。ヴィランの精神から徐々に正義の精神が目覚めていくドック・オクの内面の変化が見所です。新コスチュームを作製したり【画像上参照】、MJとの関係を憂いたり、4日目には街で自分の前を通り行くコソ泥を退治します。
そしてこの号のメインは自分の秘密の研究所に(スパイダーマンの姿で)潜入した時に、セキュリティが認識しない為、彼は自分自身が造ったマシンと闘うこととなります。しかし難なくスパイダーマンはそれを破壊し、彼は、自分はスパイダーマンにはどうしても勝てなかったんだということをまざまざと知らされたのでした。
ピーターに対する尊敬の念を抱き、一方では自己嫌悪も抱きつつ新コスチュームをまとった『スペリアー・スパイダーマン』いよいよ始動です!