最近購入したスパコミ(5)

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「最近購入したスパコミ」の5回目です。今回ご紹介するコミックは、画像左から「Sensational Spider-Man #38」、「Spider-Man Mythos #1」、「Ultimate Spider-Man #111」の3冊です。



【Sensational Spider-Man #38】

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末期癌で入院中のエディ・ブロックは、死を目前にしても未だにピーター・パーカーを恨んでいます。そんな時彼は同じ病院に、キングピンの差し向けたスナイパーに狙撃され、重傷を負った・メイ・パーカーがいることに気づきます。


狙撃されたメイ・パーカー(『Amazing Spider-Man #539(2007年4月号)より』
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一方、スパイダーマンはマダム・ウェブの元を訪れ、意識不明のメイ伯母さんとなんとか交信することができないものかと相談します。



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その頃、病院のエディ・ブロックは届いた荷物を開封しています。そこにはスパイダーマン同様のブラックコスチュームが・・・!? エディはそれを身に纏います。
ピーターを非難し、最後の復讐に燃えるエディは、この後一体どういった行動に移るのでしょうか!?





【Spider-Man Mythos #1】

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スパイダーマンが誕生した『Amazing Fantasy #15』のリメイク作品です。パウロ・リベラの写実的なアートが素晴らしく、ストーリーは分かっていても思わずのめり込んでしまいます。


■補記1
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スパイダーマンがテレビショーに出演した時の司会者には、米国の有名コメディアン、コナン・オブライエンがカメオ出演しています。


■補記2
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パウロ・リベラは以前にも何度かスパイダーマンのカバーを描いています。有名なところでは『Spectacular Spider-Man #14』(2004年7月号)で、実はこのアートを基にしたフィギュアも発売されています→SPIDER-MAN ASST 14 【Web-Cannon】 (2005年・TOYBIZ製) 。




【Ultimate Spider-Man #111】

2000年の創刊号からずっとアートを担当していたマーク・バグリーの最終号です。
この号はサブタイトルの「The Talk」通り、終始ピーターとメイ伯母さんの重要な“話し合い”で構成されています。
ピーターは今までに自分の身に降りかかった事を告白します。自分の逃がした強盗のせいでベン伯父さんが殺されたことも・・・。
一方のメイもベンの反対を押し切ってこの家に移り住んだために事件に巻き込まれたのだと、ずっと自分を非難してきたことを語ります。
お互いに胸の奥につかえた部分を話したことで、ふたりは理解しあい強く抱き合います。
マーク・バグリーの最終号は、そのままUltimateシリーズを終了させてもいいような感動的なラストでした。
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マーク・バグリーの最終カット。
ニューヨークの摩天楼をウェブスリングするお馴染みのポーズですが、幸せに満ちたマスク越しのピーターの顔が目に浮かぶようです
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