「最近購入したスパコミ」の3回目です。今回からタイトルをアメコミ→スパコミ(スパイダーマンコミックス)に変更します。(以前書いた記事のタイトルも同様に変更しました)
今回ご紹介するコミックは、画像左から「Official Handbook of the Marvel Universe Spider-Man:Back In Black #1」、「Spider-Man and the Fantastic Four #1」、「Essential Spider-Man:Vol. 8 TPB 」の3冊です。
【Official Handbook of the Marvel Universe Spider-Man:Back In Black #1】
スパイダーマン関連登場人物の最新キャラ図鑑です。この手の資料本は見ているだけで楽しめます。
最新版ということで、「スパイダーマン」の項も勿論更新してあります。例えば、以前は「正体→秘密」だったのが、この号では「正体→一般に知られている」になっていたり、またトニー・スターク(アイアンマン)からプレゼントされ「シビル・ウォー」時に着用したアイアン・スパイダー・スーツも構造から素材まで詳細に図版で紹介されています。
さらに、「シビル・ウォー」の前のエピソード「ジ・アザー」の中で、死の淵から生還したスパイダーマンは “本来の蜘蛛の能力” に目覚め、ウェブを手首から出せるようになったり、スティンガーという相手を麻痺させる槍状の突起物も腕から出せるようになったりして、かなり戦闘能力がアップされました。これも図解付で掲載。
また、「デイリー・ビューグル」の項ではデイリー・ビューグルにまつわる人物72人の名前・初出誌が記載されています。この中の人物で「カルトクイズ」を出されたらほとんど分かりません

【Spider-Man and the Fantastic Four #1】
スパイダーマンとF4が共闘する4話完結のミニシリーズの第1話目です。F4の映画公開が間近なので、これからはこういったF4絡みのコミックが数多くリリースされそうです。
さて、このシリーズはスパイダーマンのコスチュームからも察することができますが、「シビル・ウォー」以前の物語です。
1話目で最もインパクトがあったのは、冒頭でいきなり登場したインポッシブルマンという宇宙人です。このインポッシブルマンは何にでも変身可能で、性格はかなりいい加減です。早速スパイダーマンをおちょくりますが、どうやら悪気はないようです。
スパイダーマンに変身したインポッシブルマン。インポッシブルマン仕様の緑×紫のカラーリングは斬新です。
インポッシブルマンは生物だけでなく、スパイダーバギーのようなメカにも変身できます。この後はジェット機にも変身。
インポッシブルマンはリードの旧友のようで、何かを知らせに地球にやってきました。しかしThe Imperatorなる敵が現れ、攻撃を受けたインポッシブルマンは消滅してしまいました。(死亡したかどうかはまだ不明)。スパイダーマンは助けを求めて、F4の所に行きますが、あいにくリードはスーと子供を連れジャングルに旅行中です。ベンから連絡を受けたリードは直ちに戻ることになりました・・・。1話のあらすじはこんな感じです。2話目以降の展開がとても楽しみです。
ちなみに、このインポッシブルマンが初めて登場したのは1963年というから、かなり古いキャラです。ファンタスティック・フォー関連のキャラで『ファンタスティック・フォー11号』から登場しています。 『Fantastic Four #11』(1963年2月号)
【Essential Spider-Man:Vol. 8 TPB 】
「エッセンシャル・アメイジング・スパイダーマン」の最新号。
収録内容は、
「Amazing Spider-Man #161-185」
「Amazing Spider-Man Annual #11」
「Giant-Size Spider-Man #6」
「Nova #12」
エッセンシャル・シリーズは中身も濃くこの号も512ページあります。ただしエッセンシャルはモノクロ収録なので面白さや迫力がイマイチ伝わってきません。資料としてはいいのですが、アメコミとして楽しめるのは、やはりカラー版のマスターワークス・シリーズの方だと思います。ただし高価ですが・・・。
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