マーベル・アクション・フィギュアの変遷④

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マーベルスーパーヒーローズ(1990-1994年)
マテルのシークレットウォーズから6年、マーベル・アクションフィギュアは、いよいよTOYBIZ(トイビズ)社のマーベルスーパーヒーローズ(以下MSHと表記)のラインによりシリーズ化されることになります。
MSHの台紙にはキャラクターごとにCOOLなイラストがデザインされており、更に見栄えも良くなりました。
ご存知のように現在(2006年)もトイビズ社からは続々とマーベルフィギュアが発売されていますが、本シリーズがその礎(いしずえ)になっていることは言うまでもありません。

MSHのラインからスパイダーマンのフィギュアは全部で5タイプリリースされました。
特にシリーズ3で登場した「スパイダーマン 5th」はマルチジョインテッドアクションポーズ(今でいうスーパー・ポーザブル)のネーミング通り、可動範囲が広く、お気に入りで、ビークルに乗せる用と、いつでも遊べる用と、2体開封して飾っています。【画像上参照】

またシリーズ2では人気№1ヴィランのベノムが初めてフィギュア化されています。


MSHでリリースされたフィギュアの詳細は以下の通りです。(画像は「ハルク1st」を除き、すべて【Action Figure Digest】参照です)

シリーズ1(1990年)
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・スパイダーマン 1st
・キャプテン・アメリカ
・デアデビル 1st
・ドクター・ドゥーム
・ドクター・オクトパス
・ハルク 1st
・パニッシャー 1st
・シルバーサーファー



シリーズ2(1991年)
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・スパイダーマン 2nd
・スパイダーマン 3rd
・グリーン・ゴブリン(レバー有無のバリエあり)
・アイアンマン
・パニッシャー 2nd
・ソー(レバー有無のバリエあり)
・ベノム 1st
・ハルク 2nd



シリーズ3(1992年)
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・スパイダーマン 4th
・スパイダーマン 5th
・ベノム 2nd
・アニヒラス
・デスロック
・ミスター・ファンタスティック
・インビジブル・ウーマン
・ヒューマントーチ
・ザ・シング
・シルバーサーファー 2nd



シリーズ4(1993年)
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本シリーズは「ベノム3rd」のみが新作で、残り5体はシリーズ1と同じです。ただし、カード裏に違いがありました。(画像中央・シリーズ1、画像右・シリーズ4)

・ベノム 3rd
・ドクター・オクトパス(Resale)
・キャプテン・アメリカ (Resale)
・パニッシャー 1st(Resale)
・ハルク 1st(Resale)
・ドクター・ドゥーム(Resale)



シリーズ5(1994年)
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・スパイダーマン 5th(Resale)
・パニッシャー 3rd
・インビジブル・ウーマン 2nd
・デアデビル 2nd
・USエージェント



このシリーズ終了後、スパイダーマンは1994年からオリジナル・シリーズを展開し、現在に至っています。

※なお、このシリーズにX-MENのキャラクターが無いのは既にオリジナル・シリーズがスタートしている為。



4回に亘ってお届けしたフィギュアの変遷は今回が最終回です。

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